書くことないです。

ayamadoriが独り言を呟く日記。

…眩しかった日のこと、そんな冬の日のこと…

narcissu -SIDE 2nd-(ナルキッソス)をやりました。相変わらず面白かった。
ちなみに補足すると、今は活動を休止している、ねこねこソフト片岡とも氏が同人で作ってるサウンドノベルです。無料。
どうみても商業レベルの作品になってますが;;

もともと、『銀色』が巷での評価ほど自分に合わなかったこともあって、あんまりこの人の作品をやろうという気は無かった。
ところが初代narcissuが無料でできるってんでとりあえずやってみたら、これがよかったんだよね。
で、今回のはSIDE 2ndというタイトルが示すとおり、初代narcissuを補完する過去編。といいつつ初代より明らかに金がかかってる(笑)シナリオの量も多いし、声優は豪華だし、ムービー入るし。ちなみに両方のシナリオが同梱されてます*1
時系列に沿って2nd>初代の順番でやったけど、プレイ時間はオートモード(ボイスあり)で2ndが5時間、初代が2時間といったところか。さっくりできます。
もともと極力情報を少なくして読者の想像に任せるというコンセプトの作品で、初代ではこれがうまく機能してたと思うんで気に入ってました。が、2ndは会話中の『間』により重点を置くようになってます*2。読者の想像に任せていたけど、やはり作者が自分の想像を文章にしたくなったことがこの方針転換につながっているんでしょうか?作品単体としての完成度が高かった初代を非常に気に入っていた者として、この方針転換および続編の登場は蛇足になってしまうんじゃないかとか、そういう危惧が2ndやる前にはありました。
が、2ndを実際やってみると、そんな不安はどこへやら、楽しかったです。確かに初代とは違う作品になってしまってたんだけど、これをひとつの作品としてみると、ちゃんと『間』が生きていて、不思議な気持ちになりました。もっとも、そのあと初代をやったときには、初めてやったときほどには想像が膨らみませんでしたが、これは当然のことだし、1と2あわせてひとつの作品としてみると、やはり完成度は高いかなと感じました。
内容に関しては特に言いません。このエントリのタイトルが作品テーマです。ひたすら暗いですが、情報が少ないので淡々としています。なるべく登場人物に感情移入させないよう文章に気が配られているせいもあるかも*3。これで泣ける人の気持ちが正直よく分からないです(苦笑)また、いろいろ考えはしますが、そこは人それぞれでいいかなと*4
うーん、相変わらずまとまりのない文章だ。


そういえば、このテーマって『銀色』のときと同じっぽい?

*1:というより、両方やらないと最後のエピローグが見れないからぜひやるべし。

*2:お金がかかってるのはこのせいかも。

*3:そういう意味では初代の主人公(男)にも音声がほしかった。

*4:というか泣いたら思考は停止するから、そういう意味でも泣いてはいけないような。