書くことないです。

ayamadoriが独り言を呟く日記。

Carbide C++でBT接続のOn-Device Debugging

開発宣言してからひと月くらい経ちますか。
忙しくてなかなか進まないながら、一応形になってきました。
で、Carbide C++が新しくなって、無料でOn-Device Debuggingができるようになったので、試してみました。ただの覚書。

  1. ウィンドウズXPの純正Bluetoothスタックでは無理。SPP(シリアル通信)プロファイルに対応していることが必要なため。
  2. 仕方ないので、悪名高き東芝スタックをインストール。簡単モードで普通にペアリングできる。
  3. [コントロール パネル]>[Bluetooth Local COM]を開き、シリアル通信が利用するCOMポート番号をチェックする。XPのデバイスマネージャでは調べられないので注意。
  4. ここらへんを参考にして、Carbide C++で設定・実行する。バージョン2.0では接続設定を複数プリセットできるみたい。

問題は、デバッグ用にコンパイル*1したアプリを端末にインストールしなければならないこと。すなわちSystem Capability以上が必要なアプリをOn-Device Debuggingしようとする場合、PC内で署名する必要があり、開発者証明書を取得するためにPublisher IDが必須。つまり無料では無理と。切ない(´・ω・`)

<08/12/19追記>
上記サイトの最新版スタックを使うと、[Bluetooth Local COM]を開くときにPCがフリーズするとか、PC起動時にPC Suiteが端末と自動接続しないなどの問題が出るようだ。PC Suiteの動作要件にある通り、バージョン5.10.12を使用すると解決する。

*1:release用と生成したバイナリに違いがあるかは知らないが